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2010年 08月 19日
塩飽(しわく)諸島の本島(ほんじま)
岡山県と香川県の間に点在する瀬戸内海の大小28からなる諸島、塩飽諸島。 昔から塩飽の船乗りは果敢で勇猛だと有名らしく、戦国時代には豊臣秀吉の九州攻めに貢献し、また家康についた水軍は関ヶ原の戦いでも功績をあげた。侍統治の江戸時代、唯一ここ塩飽諸島では人名と呼ばれる「株」を持った島民による自治が行われてたようです。 と、うんちくはさておき(?) 海という過酷な自然を相手にする条件のもと、船大工の技術も有名だったみたいです。 多くは宮大工、家大工に転じ全国で大きな功績を遺したようです。 (岡山県の備中吉備津神社本殿拝殿、善通寺五重塔など) 塩飽大工の人たちは、年に数回戻るたびに手入れをしたようで、今やほとんど空家のようですが、江戸時代の街並みがほぼ完全な形でのこっています。 いずれにしても 蝉がこれでもかッ!!の数と音量で、頭がぼ~っ。 虫よけスプレーも、ここの島では効き目も半減。全体にスプレーしていても、合間を縫って蚊に刺され、(ぶよではないと思う)、蜂も自転車の籠の預けた荷物の上に乗ってきて、ぶんぶんいいよられたり♥ (香水してると寄ってきやすいらしいですが、無香水でしたケドね) 海水浴場では子供たち、家族連れ、朝船で一緒だった人たちも含め泳いでました。 ↑写真は、塩飽の廻船の港として栄えた笠島地区で撮ったものですが、ここに素敵なカフェもあります(ギャラリーアルテ)。 私たちが訪ねた日はちょうどお休みで、でも、カフェの人であり、アーティストの卵でもある二人のイケメンズ(1人はニノ似♥で藏本 秀彦さんの作品のお手伝いをしているとか)が、中に入れてくれ、「営業用ではない」と言っていたつめた~い麦茶をいただき、しばらくおしゃべりさせてもらいました。カレーとかイタリアンなどがあるみたいです。。。 むちゃくちゃ面倒見がよく、タフでかっこいい島のおばちゃん。ギャラリーのはよく食べてるよ~とおっしゃってましたが、休みだと伝えると、別のお食事処を教えてもらいました。予約までしてもらい、お昼を食べた場所は、瀬戸香苑。 威臨丸懐石。 ↓サザエが見事でしょ!! アットホームで本島らしい雰囲気でしたよ。 その後、オニのような坂を上り、正覚院へ。 確かにギャラリーの方々が言ってた通り、すごい坂を上りました。 でも、上った甲斐あった。 見晴らしは素晴らしく、お寺も立派で見どころ満載。 ちゃっかりお願い事もしてきました。 自転車で島1周およそ1時間半。 台風が来ていたときだったので、午前中は雲に覆われ涼しく過ごし、午後は急に晴れて暑かったですが、、、 私は大自然に戻れました^^ 道がわからないと、島の人が家から出てきて教えてくれます。 知らない人でも、聞けばいろいろ親切にしていただけます。 帰りのフェリーでは、”何人か滞在している”といってたおばちゃんの言うとおり、アーティストの方が何かを調達しに一緒でした。
by odanao3
| 2010-08-19 13:25
| tabi
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